プロポーズするなら
元シェフの私。料理は大好き。今は体力と肉体的なスタミナがゼロのため、長く立って仕事をするのが出来ない。だからこそ、これから結婚しようとする人の為にシェフからのオススメ品を紹介したい。
結論から言うと、女性として結婚する相手には料理が上手であって欲しい。料理が出来る夫と出来ない夫では私への負担が変わるから。かっこいいのだ。信頼性も深まる。この人を信じていい、と言う気持ちがどれだけ心強いか。家事の話をする前に、料理の話をしましょう。
アメリカでは今、「結婚する相手」が異性ではなくてはいけない、と言う古い考え方から抜け出そうとしている人達のパワーが増してきている。それを思い切り嫌がる超保守的共和党と保守的キリスト教徒。あんたら本当に疲れるんだけど。
料理が下手、とギブアップする前にこのレシピを読んでみてください。これぞ好きな相手に作る料理。英語では「結婚してチキン」と呼ばれているくらいの料理。私も作った。
美味しい。半端なく美味しい。本当に本当にオススメです。
材料
ニンニク3個
オイル漬けしたサンドライトマト(2 約14g)
サンドライトマト油大さじ1
4枚の骨なし、皮なしミディアムサイズの鶏胸肉(合計2〜2 500g)
塩小さじ1.5、分けて用意
オリーブオイル大さじ2、分けて用意
小さじ1/4の赤唐辛子フレーク
トマトペースト大さじ1
チキンスープ100cc
生クリーム100cc
新鮮なバジル2本
調理方法
ニンニク3個をみじん切りにする。1/2サイズのオイル漬けした乾燥トマトを粗く切ります。
一度に1枚の鶏肉で作業し、4枚の骨、皮のない鶏の胸肉を大きなジッパー付きの袋
に入れ、さらに1.2cmほどの厚さになるまで叩きます。鶏肉をペーパータオルで拭き
取り乾かします。コーシャ塩小さじ1杯で味付けしてください。
大きなフライパンで大さじ1杯のオリーブオイルを中〜強火で色がきらきらするまで加熱します。鶏肉の半分を焼き色がつくまで、片面につき3〜5分ほど焼きます。大きな皿に移します。残りの大さじ1杯のオリーブオイルをフライパンに加え、残りの鶏肉を繰り返し焼いていきます。同じ大きなお皿に移します。熱を中火にします。サンドライトマト1を加え、色がきらきらするまで加熱します。ニンニク、残りのサンドライトマト、小さじ1/4の赤唐辛子フレークを加えます。香りが出るまで約30秒煮ます。トマトペースト大さじ1を加え、時々かき混ぜながら、色が濃くなるまで1〜2分煮ます。
チキンスープ100cc、生クリーム100cc、残りの塩小さじ1/2を加えてかき混ぜます。煮込みながら、木のスプーンで鍋の底から茶色い部分をこすり落としていきます。火を弱めて穏やかに煮込み、ソースが少し濃くなるまで2〜4分煮ます。
鶏肉と皿に残った汁を鍋に戻します。鶏肉を調理し、温度計を最低でも74℃程度、4
〜7分に設定します。その間に2本のフレッシュバジルの小枝から葉を摘み、大さじ2
杯ほどになるまで粗く刻みます。
鶏肉にバジルを添えます。
出来上がりがこれです。