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アミアの本音トーク 

今日のポッドキャストをより深く説明します

今日はニュー英語第一回目。

ここ15年近く、20歳代と30歳代の欧米(英語圏)の若者が大胆に英語を変えています。今まではこう使っていた単語が急に違う意味を持つようになった。今まで使われていない単語がゾクゾク増えていく。会話にならないくらいなのです。まじ疲れる。

そして、アメリカの歴史ではキリがない人種差別。段々と「もういい」と言う声が大きくなってきています。白人が黒人にしてきた差別、今はインターネットを通して白人警察官の黒人に対する態度と暴力と殺人まで生配信されているくらいです。

その背景にあるのがある女の子。ルビー ブリッジズさん。1940年11月にアメリカで初めて黒人の生徒が白人の小学校に入学。学校に子供を通わせる白人の両親と市内の白人の市民がデモ活動。ルビーちゃんも連邦執行官に守られて学校を行き来すると言う話です。

ルビーさんはまだ生きています。この方です。

そして、白人の小学校に通い始めた最初の日のルビーちゃんの写真がこれです。

今日の単語は、representation です。意味は、一般的に、代表、表現、代理などがありますが、新しい使い方があるのです。

ハリス副大統領がその良い例。彼女が副大統領になった時に作られたポスターがこれ。

Representation と言うのは、事例になる。誰かのために事例になる。今まで見えなかった人、今までどうでもよかった人が急に前に出る。このルビーちゃんとハリス副大統領の絵はルビーちゃんが1960年に勇気を持った行動をとった為に、今日のアメリカは法律上「白人のみ」と言う場所を全面的に禁じているのです。ルビーちゃんがとった行動。今日のアメリカの黒人の道を開いてくれた人。

Representationと言う言葉が大きく使われ始めたのが、ハリス副大統領が当選した時です。今までのアメリカの政治は主に白人男性に支配されていたけれども、初めての女性と初めてのブラウン(次のブログで説明します)の人がアメリカのナンバー2。今まであり得なかった状況はルビーちゃんとハリス副大統領を通して実現された。

今まで相手にされなかった人たち。色々なグループがあります。世界中にあります。日本にもあります。歴史的に誰かが権力を握るとなかなか離さない。Representation と言うのは権力をそのまま握っていたくても出来ないようにする。昔からそうだったから、がもう通用しない環境を作ったのです。

ルビーちゃんが経験したアメリカの汚い歴史の写真を載せます。

この写真に出ている大人たちはもう生きていないでしょう。でも、子供たちはまだ生きているのです。そして、この子供たちがどのような大人になったか。

現状を認める。認めるしかない。だから変化が必要。

Representation と言うのは今まで声を出せなかった人の声を出すこと。出せる人のこと。どんどん世界中に広まりますように。

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