この辞書を作った理由
私は2011年の東日本大震災の直後にアメリカ東海岸のボストンから東北に行きました。長年日米関係の仕事をしてきた以上、何だかの形で役に立てるだろうと思い、ボランティア活動をしに行ったのです。
最初は観光ビザで入ったので90日くらいボランティアしようと思っていたのですが、岩手県陸前高田市と岩手県大船渡市に着いた私は現地の悲惨な状態に酷く衝撃を受けて、「90日ではたりない」と夫と話し、残る事にしたのです。
結局、2020年のコロナがきっかけでアメリカに帰国する事になりました。アメリカでの生活になかなか慣れず、私が日本にいた約10年間の間にアメリカの文化が変わり、使う言葉も大きく変わった事にまた衝撃を受けたのです。
必死に「追いつこう!」とベストセラーを次々と読み、当時29歳だった子供から色々と教えられ数年かかってやっと何とか自分の国の事がまた分かるようになった、と感じました。
私が日本にいた間は、堂々と「アメリカってこうなんだよ」と聞かれる度に説明していたのですが、実際に母国に戻ってからいなかった間にどれだけ変わっていたかが全く分からなかったと気づいたのです。日本に長く住んでいるアメリカ人には申し訳ないけれど、ニュースを見て読んで、S N Sを見て読んで、YouTubeなどを見てもどうしても生の情報が入らない。そして、その情報を知らないと言う事も知らない。住むのと外国から自分の国を見るのと全く違うのです。これは長年日本に住んでいるアメリカ人が実際に戻ってみないと分からない事なのです。定期的に帰るから分かる、と思っているかもしれませんがこれは大間違いです。
アメリカに戻り、様々な経験と会話を通して自分がどれだけ新しい英語を知らないかと初めて気づきました。スラングもそう。日常会話に普通に出てくる言葉もそう。私は自分がこの新しい英語を知らない、と言う事さえ知らなかったのです。
段々と新しい英語に慣れてきたのですが、今度は英国の英語、オーストラリアの英語、ニュージーランドの英語などもっと知ろうとまた頑張った結果出来上がったのがこの辞書です。
英語はものすごい勢いで変わっています。定期的に新しい単語も載せていきますのでどうか、皆様も時々目を通して下さい。
有料制にした理由は、結構厳しい内容が書いてある事と、下品なスラング、勘違いされると困る事などを多くリストアップしたからと、未成年には読んでもらいたくない言葉とその背景を入れたからです。
翻訳者、またネットフリックスやYouTube、S N Sに出てくる英語のスラングなどを知りたい人に使ってもらいたいです。また、一般的に「現在の英語」について興味がある方々にも読んでもらいたいと思っております。
結構難しい内容の言葉と課題がたくさん入っています。ご理解出来ない部分などございましたらご連絡ください。詳しい説明を付け足します。
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皆様のお役に立てれば何よりです。
アミア・ミラー