男性が嫌がる事実
週末からずっと話題になっているあるちょっとした事件。イギリスの有名かつ人気番組で起きた話。
グラム・ノートンさんのトークショーは今年で32年目。彼のインタビューの仕方が完璧なのと、面白い人が登場して信じられないエピソードを紹介するなど私も大好きな番組。先週の金曜日に起きた事。アイルランド出身の女優、セルシャ・ロナンのコメントが当たり前なのに、番組に参加した三人の男性は気がつかなくてショック。一瞬無言。これが今、ネットで爆発中。是非観てもらいたいこの動画。YouTubeのを添付しますが、これはBBC One で放送されるThe Graham Norton Showのシーズン32、エピソード5。リンクを添付します。コピーライトはThe Graham Norton Show。
https://www.youtube.com/watch?v=Eb5kpEZ7bTA
ここでは、エディー・レッドメインがある映画の為にユニークな知識を得たと言う話。その知識と言うのが、携帯を使って助けを求めると言う事。彼が知らないやり方があったので、それを紹介しようと必死に説明しているのだが、彼ともう一人の俳優が「襲われている時にそんな冷静に携帯なんて取り出せないだろう」とエディーのコメントを馬鹿にした。
その二人の間に座っていたのがセルシャ・ロナン。彼女は冷静に、「女性は常に自分の安否を気にしてるの」と彼らの笑いを一気に止めた。
外出する際は、常に周りを意識している女性。そんな事考えた事もないこの男性。金曜日から彼女のコメントの正しさ、適切さ、そして言葉そのものを素晴らしいと言う声が絶えない。
男性には全く分からない女性の経験。知らないと言うのがこのトークショーではっきり分かった事。女性が言わないと分からない。これは世界の何処に行ってもある問題。女性への暴力や暴言はN Gと思った事がない人にはかなりのショックだろう。少なくとも英語圏ではセルシャ・ロナンの勇気と判断を認めている。
外に出ると自分の安否を考える女性。電車に乗ると痴漢に触られると懸念する女性。
そろそろ「知らなかった」では済まされないと言う時が日本にも現れるのだろうか。