知ってて得な英語(特に女性に)

ちょっと聞いて。女性に知っててもらいたい言葉があるのだ。男性は知らなくてもいい、ではなく、男性の事なので知ってても知らなくてもいいと言う感じ。

これです。

Man Flu

説明はこう。

M A Nは男の事。

F L Uはインフルエンザの略字。普通に英語ではインフルエンザの事をF L Uと言う。

インフルエンザになっちゃった、と言いたいならば、I have the flu と言う。

ポイントは、英語圏では、男が風邪をひく、またインフルエンザにかかると思い切り愚痴るのだ。

「ああ、もうだめだ」

「ああ、具合が悪い」

「こんな風邪ひいた事ない」

「俺、大丈夫かな」

「本当にもうダメかも」

ソファで寝っ転がってテレビを観ている夫の介護は妻がやる。立ち上がれないわけでもないのに、「水持ってきてくれ」から「また熱測って」、「毛布もう一枚」など、そう、子供になるのだ。出産が可能な身体を持っている女性から見ると、ただの風邪、ただのインフルエンザなのに、男は痛みに弱いのか思い切り甘えるのだ。風邪をひく、インフルエンザにかかった。これは決して珍しい事ではない。だが、男が体調不良になる急に自分で何も出来なくなると言う現象が英語圏の男性にはあるのだ。全員が、とは言わないが以前なかった表現が今はあると言う事は、一人や二人の話ではないと言う事。

え?昔の男は愚痴らなかったの?そこがポイント。確かに新しい表現なので、昔は女性がこれを言ってはいけないと理解し、黙っていたのか。それとも、昔の男は本当にもっと強かったのか。

この表現ができた理由はいくつかあると思う。

少なくとも英語圏では女性のパワーがどんどん強くなってきている。そのせいか、男性が弱くなってきている。女性が愚痴る夫(男)を見て呆れる。以前は女性が呆れていても何も言えなかったのか。それとも昔の男は、ただの風邪やインフルエンザ、と考えて時間がたてば治る、と愚痴る必要がないと思っていたのか。

違う理由もあるかもしれない。

ポイントは、愚痴る男をバカにしている女性が声を出し始めたと言う事。

ちなみに、M A N F L U と言うのは、決して良い言葉ではない。女性同士で使うと、「あら、あんた可哀想に」と女性だから分かる面倒臭さ、そして夫(男)の情けなさについて笑えるのだ。男性同士では使わない。自分たちがバカにされていると知っているからだ。

ならさ、あんたらもうちょっと頑張ってよ。

女性にはオススメの言葉。男性にはどうかな。別に知ってても知らなくても良いと言う感じです。

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