ご無沙汰しております
本格的な休暇と言うか、思いがけない体調不良の為に今年の2月頃から完璧にダウンしていた私。やっと数時間ずつ座れるようになり、今まで手をつけていなかったブログもポッドキャストも再スタートします。大変長らくお待たせしました。
健康ではないと何もできない。何度もこの現実にぶつかり続けているのですがなぜか思い切りダウンしないと「もっと頑張れる」と言い張る私です。
あんたさ、そろそろやめよう、それ。
そだね。うん。
果たして今回のように長引いたベッド生活を二度と繰り返さないよう、具体的な計画・提案があるのだろうか。
ないよね、アミア。
確かにないわね。
ならどうするの?
ゆっくりと再開する。
自分との会話って面白いですよね。文字にすると尚更正直になるのがまた面白くて。これも一種の「アミアの本音トーク」!
アメリカが日に日に変わっていく中でその変化や理由、因果関係などを書きたくて・話したくてたまらない私。変化があまりにも劇的なのですぐに説明しないと意味がない、と思いながら休んでいた数ヶ月。時間はずいぶん経ったかもしれないけれど、なぜここまでアメリカがおかしくなったのかを少しずつ説明していきます。
その前に …
数ヶ月前参加したウェビナーのお話をします。アメリカ人のコンサルタントがアメリカの変化に関しての説明会をすると聞いて参加しました。このアメリカ人が正しい・間違っているは別として、会話の仕方に関する疑問を持ったので説明します。アメリカにある日系企業。大きい会社もあれば小さい会社もある。日本の会社であろうとアメリカでビジネスをする以上、アメリカの法律に従わなくてはいけません。そして、アメリカの風習、文化、変化を知らないと大きなミスをしてしまう。アメリカでミスをした日系会社は多くあります。
イーロン・マスクのテスラが世界的にバカにされ、営業妨害され、ボイコットされていた今年の1月から現在。彼の行動や言葉が最近ニュースにならない理由。彼が取る行動への劇的なクレームが理由で株の値段が大幅に落ち、急に車が売れなくなっただけではなく、テスラの会社を追い出す国がどんどん増えています。株主たちが彼に「いい加減にしろ」と言った同時に、世界的にマスク自身への怒りが爆発し彼の信頼性がゼロ。これではビジネスにならない。
マスクのアメリカ連邦政府での仕事も完全にめちゃくちゃ。この二つがぶつかり、政府でも自分の会社でも彼の必要性も薄れているのが事実です。これがまさに因果関係。こうするとああなる。自分にはこんなくだらない現状は関係ないと思ったのでしょうか。傲慢としか言えないこの態度。
ウェビナーで取り上げられたアメリカで活躍している日系会社の2つを例にします。トヨタと日産の話です。トランプ政権がうるさく言い出した「D E Iをつぶせ」運動にこの2社が「なら弊社も」とD E I活動を無くそうとしたのは事実です。ここにも因果関係があるのです。普通にいる私の周りの人。家族も親戚も友達も他人からも聞くコメントがあります。トヨタと日産が「D E Iをやめる」とトランプの言うことをそのまま実行した以上、次の車はトヨタも日産もお断り。日本車を買うならホンダかスバルにする。馬鹿馬鹿しいことをする人も会社もビジネスする必要はない。
これが因果関係なのです。D E Iをやめると、「なら、あんたからは車を買わない」と言う人が現れて当然なのです。これは決して大胆な行動ではなく、活動家の行動でもなく、普通に一般市民がとる行動です。コンサルタントは一生懸命日産とトヨタの行動を庇うと言いますか、「日本を批判しない」と言う気持ちが前に出て結局話にならなかったで、私もそれ以上は言いませんでした。
因果関係を考えないと国も企業も人種も文化も関係なく痛い目にあう。売り上げが落ちる、評判が悪くなる、ボイコットされる、馬鹿にされる。誰であろうと、とった行動に対して何だかの反応があって当たり前なのです。
何が言いたいのか。
トヨタも日産も考え直す必要があります。そして、アメリカのその他の日系企業に「じっくり考えて」と言う必要もあります。トヨタも日産も因果関係を考えずに行動をとってしまいました。アメリカ人が「トヨタはもういい。日産ももう買わない」と思って当たり前なのです。これはトヨタと日産への批判ではなく、誰かが言わないといけないことです。トランプがこう言ったからそうする。非常に危ない考え方です。難しい話だからこそしないと。だからこそ本音トークが必要なのです。
ちなみに、今乗っているプリウスはいつか売り、違う車を買う予定です。その代わり、またトヨタの車を買う事はないでしょう。せっかく良い車を作っているのに。残念です。