初めてチップしなかった昨日の出来事
アメリカのチップ制度。「冗談じゃない」で済む話ではなくなってしまい、ただいまイクラチップするべきかの大混乱中。
コロナで職を失った人が多すぎて(アメリカはロックダウンしたので)いざ、コロナ後の収入活動のアイディアとして出たのでしょうか。前までは、ネールサロン、ヘアサロン、などのサービス業(ウエイトレス・ウエイターはもちろん)チップを向こうから求めてくるようになった。
「違うでしょう」と思うのだが、チップするのが普通なのでチップする。このチップをする時のレジでの店員の行動も変わった。現金をほとんど使わないアメリカのショッピング生活。会計はカードで払う。カードにチップが入ってから、ほとんどの店が新しいコンソールを導入し、そこに事前にチップを計算してくれる選択肢が出たのです。会計の際、カードをあげてそれを利用して払う。その直後に店員はそのコンソールをくるっと私に向けてチップの選択を選べるようにしてくれる。
チップをいくら払えばいいのかもここ15年くらいで大きく変わった。以前は15%から20%が普通。25%はお店のスタッフ本当に頑張ってくれた時に払う。これが普通。今は、20%では低いくらい。選択肢として、普通20、25、30%まであるのだ。そして、小さく下に、「スキップ」と言うカテゴリーがある。チップ無し、と言う意味。
例えばこれ。
5%は非常に珍しい。でも、大抵こんな感じ。
いつも通っているネールサロン。いつも満席。アポがあっても待たされた事は2回ぐらいある。他の客も待たせているのをよく見る。たまたまその日は50分待たされた。これは新記録。スタッフがみんな忙しいのだ。
やっと50分遅れて私の番。その日はオーナーがネールしてくれるらしい。
謝らない。お願いしたデザインも下手。待たせた事に関して一切触れない。さすがにもうこのお店は無理。諦める。
その日の会計は$90。それは払った。でも、チップを計算するためにコンソールを私に回すオーナーの女性。
その日はチップ無し。もういい。新しいサロンを探す。