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女性は知っているアメリカの

ピンク税

日本語ではピンクと言うと微妙。人によってはエロさがある言葉。この「エロい」と言う感覚が英語では全くない。

英語では、ピンクは色。ただの色。そして、女の子が着る、好きな色。男の子が好きではダメ、ではなくて一般的な情報。

英語圏では大抵女性に(エロさなしで)、または女性関係の話に関して使われるこの言葉。今日の英語は

ピンク タックス

直訳して、ピンク税。

どういう事かと言うと、普通の薬局に行ってカミソリを買おうとする。男性の場合は女性よりも種類が豊富。ここまではオッケー。問題は、たいした事ない女性用のカミソリがピンクであれば男性用のカミソリよりも値段が高いと言う事実。

女性用のペンもそう。文房具屋では、明らかに「女性用」となると、色違いのブルーとか黒よりは女性用が高い。ピンクであってもなくても高い。生理用品も普通に高い。生理用品に関しては男性バージョンがないので「比較するものがないから関係ない」と男性群は言うのだが、女性群も黙ってはいない。なぜか女性用になると値段を高くつけてもいいと以前誰かが思って(違うし)勘違いしてこうなったアメリカのマーケティング業界。今でも続いているので女性群は猛反対。

アメリカだけ、とは言えないけれど、アメリカで面白いのは「嫌」でボイコットする。航空会社も、ホットドッグも商品によってブランドが多くあるものは大抵ブランドで買う。一度「これいいね」と思ったものはまた普通に買うからだ。アメリカの女性群がピンク税に猛反対していると言うことは、単純にこれらの商品を買わない、ボイコットすると言う事。確かに、買わなくてはいけない(生理用品)などは買うのだが、これも女性群は「信頼できるお店」から買うのだ。普通の大手ブランドはもう信用できない。名前が知れていないお店から買うものは質がよく、エコで少し高くてもピンク勢ではないのでノープロブレム。大手ブランドから意図的に女性だけに高く値段をつけられたものを買うよりは、小規模で良い材質から作られているものを買った方がいい。

ちなみに、私が最近ボイコットしているお店は、

タコベル(好きなのに〜)

マクドナルド

G E I C O(保険会社)

モトローラ

バカルディ・グレイグース

プロクター & ギャンブル (シャンプー、洗剤、薬、トイレットペーパー様々)

エクソン

シェル

L Lビーン

ドール(Dole、そうあのDole!)


もっと長いのだけれどもここでは全部はリストアップできないので、ここで一旦リスト終了。私がボイコットしている理由?トランプが勝てるように寄付金を出したから。

などなど、ピンクだけでは済まないアメリカのボイコットリスト。まだまだ増えると思ってオッケーですから。怒ると怖いのが女性。なんでアメリカ人の男はこんな簡単な事さえ分かっていないのか。

ちなみに、ロサンゼルス・エンジェルス(M L B)の野球チームも寄付金あり。さすがにドジャーズはなし。やっぱり大谷選手は見る目がある!

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